歯を長持ちさせるための生活習慣

統計上、日本人は歯の寿命が短いということをご存じですか? これは日本人が、「虫歯や歯周病になってから治療する」ことをくり返してきたことが大きな要因だと考えられています。虫歯治療では歯を削ることが当たり前ですが、削ることをくり返せば歯の寿命は短くなってしまいます。

欧米では、「虫歯や歯周病にならないよう予防する」という習慣が根づいているため、歯の寿命は日本と比べてとても長く、日ごろのケアの重要性が証明されています。こちらでは、三ノ輪の歯医者さん「星野デンタルクリニック」が、歯を長持ちさせるための生活習慣についてご紹介します。歯の健康と生活習慣の関係性を知り、歯の寿命について考えてみましょう。

生活習慣で歯の寿命が変わる??

毎日、とくに意識していない生活習慣は、歯の寿命に大きな影響を与えています。歯の健康のためには、普段の何気ない週刊を意識していくことが大切です。次のことに覚えはありませんか? 自分の習慣を見直してみましょう。

タバコがお口に与える影響

喫煙習慣は、全身だけでなく、お口の中にも悪影響を与えています。タバコのヤニが歯に付着すると、歯周病菌の棲み家となるプラーク(歯垢)が付着しやすくなるのです。また、ニコチンの影響で血管が委縮するほか、一酸化炭素によって酸素やビタミンCが不足して、傷口の治癒を遅らせたり、細菌に対する免疫力の低下を招いたりするなどして、歯周病を悪化させる原因にもなります。

さらに身体的にも骨粗しょう症を悪化させ、歯を支えている顎の骨の吸収を促進することもあり、歯を抜け落ちさせてしまうスピードを早めてしまうケースもあります。

痛くなってから歯科医院に行くのは時代遅れ??

日本では従来、「歯が痛くなってから歯医者さんに行く」というのが当たり前でした。しかし、虫歯や歯周病は予防できる病気であり、治療が必要になるのを待つのではなく、治療しなくても済むように健康なうちから予防することが大切です。

治療が不要になれば歯を削る必要もなくなり、歯の寿命が長くなることはもちろん、治療時の痛みや費用、拘束時間などの負担もなくなります。これからは、「痛くなる前からの予防のための通院」をする時代なのです。

歯ぎしりが与える歯へのダメージ

就寝中に無意識に行ってしまうことが多い歯ぎしりの問題は、「音」だけではありません。強く歯ぎしりする習慣があると、歯をすり減らしたり、歯や顎の骨、歯ぐきなどに負担をかけて、歯並びや噛み合わせを乱してしまったりすることがあるのです。また、虫歯や歯周病の悪化も促進することがわかっており、放っておけば歯の寿命を縮めてしまうことになりかねません。

歯ぎしりは、なかなか自分では気づくことができないものですが、歯科医院では歯のすり減り具合から歯ぎしりの有無を知ることができます。マウスピースを用いて歯ぎしりを軽減させる治療もできますので、心配な方はまず診断を受けることをおすすめします。

歯並びが影響することも!

歯並びの乱れは見た目だけの問題ではありません。噛み合わせの乱れにより、歯に過重な負担がかかること、ブラッシングがしにくいことで汚れが残りやすくなり、虫歯や歯周病になりやすくなってしまうこともあります。

 

また、きちんと咀しゃくができないことで丸飲みしがちになるうえ、咀しゃくによって分泌が促されるだ液が減って、自浄作用も期待しにくくなります。お口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病の悪化を促すことにもつながるのです。歯並びの乱れは、歯の寿命にも大きく関わるものでもあります。

寝る前のブラッシングの重要性

お口の中では、食後に虫歯菌の働きによってお口の中が酸性になり、歯の表面が溶け出す「脱灰(だっかい)」と、だ液の効果によって、酸性からもとの状態に戻り、カルシウムが歯に戻る「再石灰化」がくり返されています。食後にブラッシングを行うことで、さらに再石灰化が促進され、歯は守られているのです。

就寝中にはだ液の分泌が減り、お口の中は再石灰化しにくくなるうえに、乾燥して虫歯菌が繁殖しやすい環境になります。そこで、寝る前のブラッシングがとても重要になるのです。寝る前には時間をかけてていねいにブラッシングを行い、虫歯菌や歯周病菌の棲み家となるプラークを、しっかり除去することを心がけましょう。

歯科医院では毎日のお口のケアのアドバイスをしています

歯の寿命には、毎日の生活習慣やご自宅でのケアが大きく関係しています。そしてケアは、一人ひとりのお口の状態に合った方法で行うことが大切です。

当院では、あなたに合ったケア方法をお教えするとともに、お口のお悩み、心配ごとについてのご相談に対応しています。また、予防のための専門的な処置を行うことも可能ですので、いつでもお気軽にご来院ください。

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